隠しテーブル

ayanpa

2009年10月24日 22:37


・隠しテーブル

<テーブルを出したときの写真>

これは設計段階から密かに計画していたもので、妻にも内緒でこそこそと拵えていった。
その理由は最後にびっくりさせたいという思いと、失敗したら床板を固定して誤魔化そうという目論見があったからだ。

<重量ブロックを土台にしている写真>
<床下の土台に底板をおいてある写真。>

床下の足場となる高さがあまりなかったので、地面を掘り下げて重量ブロックを土台に板を並べて敷いていく。
この作業は床板を張ってからでは出来ないので、テーブルになる予定の場所の下になるよう慎重に計算してポストと幕板を取り付けていく。
土を掘り下げて足場の深さを確保したので、雨による浸水が起こらないように排水のための勾配をつけて雨水が溜まらないように斜めの地面にした。
もし何かの問題が起こればすぐ対処できるように、底板は固定せず幕板を上から挟んでガタガタしないようにした。
秘密の細工の途中、子供が「あ、ウッドデッキにお風呂ができた!」と言ってそこに潜り込んでおままごとを始めた時にはヒヤヒヤしたが、妻は気付いていない様子だった。
そんなこんなで“秘密の底板”の部分は何とか完成し、次に床板がテーブルとなる細工をしていく…。

<はめ込み板の写真。>

テーブルになる予定の板と床板として固定される板の境界部分の根太にはめ込んだ時にガタっと落ちないためにもう一枚受けとなる根太を取り付ける。

<テーブル部分の板の固定している写真>
<回転取っ手金具を取り付けている写真>

木材を予定したテーブルの長さに切り出し、裏にひっくり返してすのこのように木を固定。
仮止めで板の合わせ目とか、間隔とかを確認してから完全固定する。
回転式取っ手を取り付けるために穴を空けてノミや彫刻刀などで金具が床板に埋まるようにする。
そしてテーブル部のすのこをはめ込んで完成!

<床板と一体になっている写真>

ん? どうやってこれをテーブルにするんだ?と言いますと、

<テーブルを持ち上げている写真>
<ウマ金具で作ったテーブルの足をつけている写真>

タラー! 何ということでしょう、パッパカパッパカ、ヒヒーンとウマ金具(※1)で作った足がテーブルに合体!

<足にテーブルを乗せた時の写真>
<テーブルになって子供が喜んでいる時の写真>

「アムロ、行きま~す」と言わんばかりにカタパルト装着、テーブル両サイドの足をはめ込めばテーブルの出来上がり!
ウマ金具(※1)をどうしようかと考えたあげく、テーブルの足になったり、テーブルにしないときは長椅子になったり、日曜大工のときには作業台にしたりとか色々使い道ができた。
これでちょっとした床下収納にもなるし、使わないときは床になるしとっても便利!
ふふふふふ、これで僕の株も上がることは間違いないでしょう。



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