「庭にウッドデッキを作りたい!」
これは僕の昔からの夢であり、バーベキューやガーデニングなど色々な用途がある中、
僕の目的は「ゴロゴロ出来る外の空間が欲しい」というもの。
庭先にゴロンと寝転んで、自然の風を感じながら本を読み、ジュースをすすり・・・
虫と格闘するかもしれないが、そんな空間がとっても欲しかった。

そして昨年、念願の庭付き一戸建て(中古)を購入。
毎日庭を眺めては妄想にふけってイメージを膨らませ、ようやく構想が固まり
何とか出来そうな気がしたので、失敗するかもしれないがやってみよう!と思い立ちました。
このブログに、僕のDIYウッドデッキ作成奮闘ぶりを綴っていこうと思います。


 ・ ・ ・ ・ ・ ・ わが家のウッドデッキ作りの流れ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【準備編】
1. ウッドデッキのデザインをイメージする
2. ウッドデッキの設計図を描いてみる
3. ウッドデッキの資材調達をしよう!
4. ウッドデッキの塗装(1回目)に挑戦

【基礎・土台編】
1. レベル出し(水平出し)
2. ウッドデッキの基礎作り
3. ウッドデッキの土台作り

床板張り編 パーゴラ編
【床板張り編】
1, 床板張り
2, 仕上げと塗装(2回目)

【バーゴラ編】
ビーム取り付け
垂木(たるき)付け

【オプション編】
オーニング(日よけ・雨よけ)
物干し
隠しテーブル
フェンス兼イス兼テーブル
ブランコ

【購入した資材・工具・塗料など】
ウッドデッキ用木材
RYOBI 電動丸ノコ
水平器
ソーホーブラケット(ウマ)
屋外木部用 防虫・防腐塗料


ウッドデッキ作りにかかった費用

【PR】

  

Posted by TI-DA at

2009年06月01日

オーニング(日よけ・雨よけ)

よしずがパーゴラにかけてある写真

僕は雨降る日に家の中から外を眺めているのが好きだ。
特に、雷の日なんかは空が轟々としてピカっと光ったと思ったらドンガラガッシャーンと音が後から落ちてくる様子が素敵に思ってしまう。
きっと、それは今いるここの場所が安全で、安心できるからなんだろう。

もし、それが屋外で楽しめるのならば。もっと素敵なんじゃないだろうか?
となりのトトロが傘に落ちる雨粒を楽しむかのように、オーニングのようなものの下で、雨でも遊べる屋外スペースがあるようにしたくて、日避けだけじゃなくて雨避けにもなってくれるものを作ろうと思いました。

今は春、これから梅雨の季節にもなるし、きっと便利だと思う。
本によれば、撥水加工や防水加工した布を使用すると書いてある。
素材として綿布、ナイロン布、タープ、ビニールシートそしてオーニング生地など透光性や防水性、強度、サイズ、価格など布の種類によって色々あるようだ。

>> 楽天市場で「オーニング」を探す


よしずをパーゴラに張っている写真 すだれをパーゴラから垂らしている写真 

今回僕が選んだのは“よしず”と“すだれ”だ。おっと、いきなり和洋折衷。
よく考えてみると雨の日ばかりでもないし、普段の晴れた日に防水性はあまり必要ないから、適度な採光性が得られて安く上げるためにパーゴラの上によしずを乗せるだけにした。(良いオーニングは予算オーバーだった・・・)

そして、ウッドデッキにゴロンと寝そべっている姿をお隣さんに見られないためと、屋外の囲まれた秘密基地のような特別な空間にしたいため、すだれを吊るしてみました。


ビニールシートを掛けたときの写真

雨の日に遊びたいときは、物干し竿に巻いてしまっておいた「透明ビニールシート」を広げて、ロングポストに掛ければ雨よけになる。アルミの伸縮式物干し竿を軸の棒にしたのは、強度もあるし長さを変えれるので、掛けるときには伸ばしてロングポストに掛けられるし、しまう時に縮めて邪魔にならないから。
ただ、雨が降るとシートのたわんだ所に雨水がたまってしまうので、勾配をつけてピンと張るか、斜めに片方傾けるかして雨水の落ちる道を作らなければならない。
ドバッと雨がこぼれない様、そこに紐などを垂らしてしたたらせれば良いと思う。

>> 楽天市場で「透明ビニールシート」を探す

物干し竿にビニールシートを巻いている写真

すだれ巻き機でベランダに巻いてしまっている写真

ベランダ下にすだれ掛け用の金具を取り付け、晴れのときはすだれ巻きでベランダ下に収納する。天気予報を調べて、雨が降る前にかければ床が濡れずに遊べるはず。
ポツポツと落ちてくる雨を感じながら遊べるのは、なんだかとってもトトロな気分。

  


Posted by ayanpa at 17:18Comments(0)オーニング

2009年04月19日

ウッドデッキ作りにかかった費用

品名金額
RYOBI 電気丸ノコ6,980
コードレスドリルドライバー9,800
SPF 2×4 12F 3個2,034
徳用ペイント薄め液698
防虫防腐ハケ198
エビスポストレベルED-POSMR1,480
ソーホーブラケット 2個1,960
油性キシラデコール(塗料)7L19,800
ブラックサンダー木工用SBW120328
綿100%ウエス588
ステン木用ねじ小箱4.2×751,996
ステイン用コテバケ858
ペール缶ミニ148
6号サイキ792
コンクリートヘイバン ミニ840
ピンコロハゴイタ4,560
ハゴイタツキクツイシ6,800
ウエスタンレッドシダー(送料含む)179,700
239,560
  


Posted by ayanpa at 11:55Comments(0)

2009年04月15日

4, 塗装(1回目)

雨の日のブルーシート屋根の写真
まず、塗装をしよう…話はそれからだ(フィリップ・マーロウ調に)。
でも雨だけは…それはウッドデッカー(勝手に作った言葉)にとって天敵だ。
大雨が降った木材搬入当日、予定していた置き場に木材が入りきらず急遽ブルーシートをベランダから吊るして、屋根代わりにした。それでも濡れてしまうところは家庭菜園に使っているマルチシートをかけてとにかく濡れないようにする。

材木に黒ビニルマルチをかけてある写真
木材下には端材を並べて枕木にして、万全とは言えないまでも何とか雨対策。
明日は週に一度の休日、晴れ男の異名を持つ僕はただ明日晴れることを祈りつつ、「濡れて塗れない」状態だけは避けたいと思うのだった…。

晴天
次の日。わっはっはっは~!晴れ男パワー炸裂。
予報では降水確率40%で時よりにわか雨も心配されたが、本日晴天なり。
早速“ウマ(ソーホースブラケット)”の上に一束ずつ木材を置いて塗装開始。

木材塗料の缶を逆さまにしてよく振る
まず塗料の用意。木材塗料(キシラデコール)の缶を逆さまにしてよく振る。

塗料を混ぜている時の写真
そして元に戻して、ふたを開け、適当な棒で底掻きするようにグリグリとかき混ぜて、塗料をよく混ぜる。

ペール缶に塗料を注ぐ
混ぜた塗料をペール缶に1/3くらい注ぐ。


木材塗料用のハケで塗っていく。ベッチョリいくとすぐ塗料がなくなるし塗りムラも出来るのでペール缶の端で筆をしごいてからスーっと伸ばすように塗るといいらしい。

木束をまとめて塗っている時の写真
側面や小口は一束まとめて塗るなど手順を決めていくと作業効率が上がると思う。
今回はハケではなくモップのような「コテバケ」というもので塗った。
工作物とかに色を塗る時は、面積が小さく塗りにくい場所から塗っていく…というのが手順だが、今回の場合はあまり気にせず塗っても構わないと思う。


ウッドデッキに使用する木材の質について


けば立ちや割れ死に節のある木材の写真
けば立ちや割れ死に節のある木材の写真
けば立ちや割れ死に節のある木材の写真

ここで思ったのが木材の質について。
購入する際同じWRC材でも店によってもその店の中でも松竹梅のようなランクがあってその違いは主にプレナー加工(表面ツルツル加工)してあるかどうからしいのだが、僕はよくわからず一番安いものを購入。
なるほど、大体はOK、でもけば立ちしている部分も結構ある。ここの部分はある程度紙ヤスリでならせばいいのだが、ツルツル感は諦めた方がいいでしょう。
もしそれを求めるならば、グレードの高いものを選んだ方が無難だと思う。

一番安いパイン材(松材)とWRC(レッドシダー、赤杉)では値段の差は約1.7倍。
同じWRCでも安いのと高いのでは2倍くらいになります。イペとかアイアンウッド、ウリン、サイプレスとか硬くて耐久性あるもっと値段の高い木も存在するので、ここで予算は大きく変わる。

割れ、反り、死に節などこれは床には敷けないなぁ…と思われるものも結構あった。
これらは切り出す際に使わないか見えない場所に使えばいいのだが、大量にある木材を順次塗っていき並べていくとどれがどれだがわからなくなってしまいます。
仕分けする手間を惜しまないのならば、最初の段階でしておくとベター。

僕の場合は惜しんでそのまま続行、けば立ち部分はハケを叩き入れる感じで隙間に塗料を塗っていった。何だか「塗る」というよりは「すり込む」感じで、まるで妻がいつも化粧水をピチャピチャと丹念にやっているかのようだ。塗装作業ひとつにも妻のことを思いながら行う優しい夫なのであった。



塗装済みの木材を積み上げている写真

塗装済みの木材

最初油性塗料は乾燥24時間と書いてあったので、片面塗ったらもう片面は明日以降なのかなぁとペンキを塗るときの感覚でいたのだが、この塗料は表面的にはすぐ乾き一気に全面塗って重ね置きしていいらしい。
そんなこんなで半日かけて木材全本塗装完了! 日頃の運動不足のせいなのか、塗装作業よりも木材を運んで積んでいくという作業で疲れた。僕にとっては10フィートクラスになってくると、塗るのも運ぶのも結構大変だった。

もしそんなに長さが必要でないものを作るのならば8フィートの長さを基準に探していった方が作業する場所的にも運ぶ重さ的にも女の人でも作業は出来るんじゃないかと思う。
明日の筋肉痛は覚悟しなければならないだろう。運送業の人や大工さんとかは本当にすごいなぁと思いながら昼下がりにまぶたの裏の世界へと落ちるのであった。
  
タグ :塗装



2009年04月14日

RYOBI 丸ノコ(ブレーキ付)

RYOBI 丸ノコ(ブレーキ付)

ウッドデッキ作りに欠かせない丸ノコ
今回僕が使ったのは、46mmまでの厚みが切れる丸ノコです。
  >> 「RYOBI 丸ノコ(ブレーキ付)」の続きを読む
タグ :丸ノコ